マテリアルワールドの2023年の新アイテムのご紹介、第2弾は、ロッキーマウンテンダイナマイト。
樹種は北米の大地に育つダグラスファー材。米松と呼ばれ、モミの木としても有名です。
ロッキーマウンテンダイナマイトは、カナダで育つダグラスファーを用いて、300角の大きな角材に加工したものを人工乾燥ではなく、ゆっくり空気乾燥させて、それを職人がチェーンソーで輪切りにし、1枚1枚手作業で仕上げています。
300角の大きな1枚は、迫力そのもの。
一般的に、木材は割れないように取り扱うのが常識ですが、このロッキーマウンテンダイナマイトは、芯持ち材の輪切りの為に、乾燥収縮の過程で、どうしても割れが入ってしまいます。放射状に芯に向かって入るイナズマのような割れは、木材が生きている力強い証のようです。
芯持ち材の年輪と、大きく入る割れた姿は、夜空に打ちあがる花火のようでもあります。
業界の常識を覆し、木材の割れたいように、自由にさせる。
大断面の迫力と無垢材のインパクトは、まさにダイナマイト級です。
年輪は、冬目と夏目がありますが、その硬さの違いを活かし、表面は浮造りにしてあります。
触れた時の凹凸感が本物の無垢材の魅力を引き出しています。
厚みもしっかり1インチあるので、小口を見せても面白いです。
ロッキーマウンテンダイナマイトは、木材ですから、着色仕上げもお薦めです。
国内では、これだけ大きな木材を調達することも簡単ではありませんし、それを輪切りに芯持ち材とした製品は、おそらくなかったのではないかと。
誰もやっていないことに挑戦するからこそ、マテリアルワールドの存在意義があると思っています。
迫力満点のロッキーマウンテンダイナマイト、ドラマチックに仕上がること間違いありません。