遺跡のような質感を持つマラケシュラビリンス

マテリアルワールドの商品開発のアプローチの特徴の一つに、常識を疑う、誰もやらないことにチャレンジする、あえてタブーをしてみる、ゴミや余った材料に注目してみる、などの少し(だいぶ)変わった特徴があります。

マラケシュラビリンスという凹凸のある幾何学的パターンをモチーフにしたデザインの石材も、まさにそんなスタンスから生まれた製品の一つです。

素材は大理石。とてもメジャーな石材の一種です。

 

「大理石は“酸”に弱い」ということを聞いたことがあるかと思います。

実際、大理石は酸に弱いことは事実ですが、だからと言って酸性雨に打たれても、すぐにどうかなってしまうことはありません。

 

マテリアルワールドでは、この大理石の酸に弱いという特性に注目し、あえて酸で、しかも強酸で大理石の表面を荒らしてみました。

すると、これまで見たこともないような質感になったのです。石に詳しい業界の人でも、この石が何であるのかをすぐに言い当てることが出来ない程に、謎めいた表情が生まれたのです。

何百年、何千年という長い時間の経過によって風化したような、まるで遺跡のような印象。

その独特な質感をヒントに、これを幾何学的なパターンでパズリングすることで、更に不思議な魅力ある製品になったのがマラケシュラビリンスです。

グレー

ライトグレー

ホワイト

 

大理石の色は、グレー、ライトグレー、ホワイトの3色。

それぞれ違った魅力のあるバリエーションです。

照明器具との組み合わせでより魅力的に浮かび上がらせることが出来ます。

 

これをつくった時には、なんだかスターウォーズの映画に出てくるような、過去なのか未来なのか定かではない独特の世界観を感じると思いました。

マラケシュラビリンスというネーミングは、そんな背景から誕生しました。

 

インテリアも、エクステリアにも使えるマルチユース。

大理石なのに、大理石には見えない不思議なアイテム。

 

石材を薬品処理して製品化しているサプライヤーは、マテリアルワールド以外に、世界中どこを探しても他に無いかも知れません。それくらい常識外れな唯一無二の存在です。

ちなみに、薬品処理をした後には、高圧洗浄でしっかりと洗い流しています。

 

これまでにも、沢山の素敵な事例でお使い頂いています。

ぜひ、マテリアルワールドのマラケシュラビリンス、チェックしてみてください。

マラケシュラビリンス