仕事が僕に教えてくれたこと 前編

秋本番、木々の葉も色づき始め、歩道に落ちた落葉の上を歩くと、サクサクと音がして、なんだか子供の頃の無邪気な自分に少しだけ戻れたような気がします。
本来なら、
秋のこの時期は本当に素晴らしい季節なのですが、僕たちを取り巻く環境は今大きく変動していて、そんな自然の美しさに目を向ける心の余裕がない人もいるかもしれません。
株価も為替も変動し、今までのように実働なく汗をかかないマネーゲームだけで成功するような訳にはいかなくなると思います。これから先は「ホンモノと呼べる企業」、「ホンモノと呼べる商品」、そして「ホンモノと呼べる個人」が選ばれていく時代になると思います。
そのことを最近とても強く感じています。
僕も独立起業して、この2年間、真剣にこの仕事をしてきました。
自分自身とも真剣に向き合ってきました。
不器用な自分と日々格闘しながら、失敗も沢山して、みなさんからとても多くのことを学んでいます。
この激動の時に、「好きと得意で仕事をさせてもらえる」は本当に幸せなことです。みなさんに心から感謝しています。
このブログを読んでくださる人がいることも、僕にとっては何よりの心の支えでもあります。本当にありがたいことですよね。
今では一日の何百というアクセスを頂くこともあります。
今日もこのブログを読んでくださり、ありがとうございます!
まだまだちっぽけな存在の僕が、この厳しい時代に今こうしていられるのは間違いなく応援してくださるみなさんのおかげです。
では、
何故マテリアルワールドを指名してくださるお客様がいるのか?
何故応援してくださる人がいるのか?
独立起業して、これまで一生懸命に過ごしてきた中で、おぼろげに見えてきたものが幾つかあります。
その一つは、
「好き」でやっているかどうか?
資材の業界では、建築全体を分かって資材を販売している人がもの凄く少ないということです。
インテリア、エクステリアの分類はもちろん、タイル、フローリング、ドア、サッシ、屋根、構造材、金物、壁紙、などなど、その他建築資材の各アイテム別に細分化されたその一部しか担当していないことが多く、自分の商品郡以外のことをよく知らない、あるいは興味がない、もっと言うとその自分の商品のことすら充分に理解していないような方も見受けられます。
普通はある特定のアイテムだけを販売しますので、致し方ない部分もあるでしょう。大きな商社では、たまたま担当として割り当てられたという人も少なくないでしょう。
もともと建築を先に勉強してから資材販売の道に進む人が少ないということもあると思います。
残念ながら、そこには建築に対する「好き・嫌い」など存在しません。
そこにあるのは「儲かるか・儲からないか」だけです。
僕は設計士として住宅設計や店舗設計もやっています。
ですから資材を売る側の立場だけでなく、使う側の立場にもいるのです。
ある時「このアイテムは、どういう風に使うと一番いい?」と質問すると、「それは設計士さんの考える仕事です」と・・・。
ある物件で、設備アイテムとの納まり調整がありましたが、途中で担当の方が何度も入れ替わり、引継ぎも不十分で都度打ち合わせも振り出しに戻るなんてこともありました。
輸入木材に対して、「自社の品質基準は?」に対し、きっちり寸法基準から含水率、強度、欠点(ヤニ、節、カビなど)を答えられないところも沢山あります。ひどいところでは、ありものそのまま。言葉は悪いかもしれませんが、ブローカー業です。
これらの一例は、業界以外の人には少々ピンとこない話かもしれませんが、実はすごく日常的にあることで、決して大袈裟なことではありません。

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