メッセージというデザイン

少々強引なタイトルですが、文字情報、つまり文章、俳句、小説、ポエム、キャッチコピー、コーポレートメッセージなどなど、やはり散りばめられた言葉の一つひとつがデザインされているというか、よく考えられていると思うのです。
特に日本語の場合、それを漢字にするのか、ひらがなにするのか、カタカナにするのか、ですます調なのか、口語風なのか、などなど。それだけでも奥深いものがありますよね。
広告のキャッチコピーやチラシやメニューにしても、そういう「デザイン」が普段意識しないところで実は計算されているというか行き届いていますし、マテリアルワールドでもとても神経を使っています。
でも、どんなにしゃれた日本語よりも、何故か僕は言葉の「韻を踏む」ような表現とか、単純ストレートで見事に表現している英語の方が、すごく強く心に入り込んでくる気がします。
最近買った本に「心を揺さぶる!英語の名言」(松本祐香)というのがありますが、そのどれもが良かったです。
世界の名言というのは、短く、シンプル、それでいてカッコイイんですよね。
僕の勝手な意見ですが、日本語に比べて、アルファベットしかない英語、あるいは多くの外国語においては、こて先の技術というか、表面的なテクニックは通用せずに、そのメッセージの中身や本質がないと伝わらないからなのでは?と思うのです。
今日は、建築とは関係ないテーマですが、最近ちょっとお疲れ気味の自分自身を励ますためにも、僕の好きな英語の言葉(短い名言)を皆さんにもおすそわけします…。このブログを読んでくださっている全ての方へ、マテリアルワールドからのお中元です!(笑)
(実は、このネタも僕の知人の間では定番のものですが、悪しからず。)
読めなくとも、まずはそのまま英語でなんとなく感じてみてください。
☆☆☆☆☆
Don’t Be Afraid To Fall
You’ve failed
many times,
although you may not
remember.
You fell down
the first time
you tried walk.
You almost drowned
the first time
you tried to
swim, didn’t you?
Did you hit the
ball the first time
you swung a bat?
Heavy hitters,
the ones who hit the
most home runs,
also strike
out a lot.
R.H. Macy
failed seven
times before his
store in New York
caught on.
English novelist
John Creasey got
753 rejection slips
Before he published
564 books.
Babe Ruth struck out
1,330 times,
but he also hit
714 home runs.
Don’t worry about
Failure.
Worry about the
Chances you miss
When you don’t
even try.
☆☆☆☆☆
どうでしょう??? では、日本語で。
★★★★★
失敗を恐れるな
君はこれまでに
何度も失敗した。
きっと覚えては
いないだろうが。
はじめて
歩こうとしたあの時
君は転んでしまった。
はじめて
泳ごうとしたあの時
君はおぼれそうじゃなかったかい?
はじめて
バットを振ったとき
バットはボールに当たったかい?
強打者たち、
ホームランを一番よく打つ
ヒッターは、
よく三振も
するものだ。
R.H.メーシーは
7回も
失敗したあとで
ようやくニューヨークの店を
成功させた。
英国の小説家
ジョン・クリーゼーは
564冊の本を
出版する前に
753通の断り状を受けとった。
ベーブ・ルースは
1330回三振した、
だが714本のホームランも
かっとばしている。
失敗を
恐れちゃいけない。
トライもしないで
逃す
チャンスこそ
恐れた方がいい。
★★★★★
みなさんの心に届いたでしょうか?
これは僕のお気に入りのメッセージですが、この他にも実は沢山の素敵なメッセージがあるのですが、ユナイテッドテクノロジー社という民間企業の宣伝広告として、ウォールストリートジャーナルへ掲載されたものなのです。1979年から始まった広告シリーズで、全米では大変有名です。
古い本ですが、「全米を動かした75のメッセージ アメリカの心」という本になっています。
その会社の商品やサービス、あるいは経営理念を説明するような宣伝するのではなく、人間一般の人生について語るというメッセージを流しつづけたのです。なんと素晴らしい活動だろうと、その発想に頭が下がります。
ユナイテッドテクノロジー社がどのような会社であるのか、細々したことを語らずとも、こうした活動そのものによって全米の多くの人の心に刻まれたのです。3600万通ものプリントリクエストが寄せられたのですから。
うわべの字ズラや体裁を整えても、本質がないと人の心には響かない、それは何も言葉や文章の世界だけのことではなく、建築の分野においても同じではないかと思っています。
マテリアルワールドももう一度本質を見つめ直して、本物を届けることで、お客様から感動を得たいと思っています。
みなさんの感想が聞いてみたいです。
好評であれば、またいつか、別のバージョンをご紹介できたらと思っています。

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