地球人として、建築人として

2008年最初の3連休、みなさんはいかがお過ごしでしたか?
寒かったですね。
僕は自分自身の勉強として、また親としても我が子へ見せたく映画『EARTH』を観てきました。
ズバリ、良かったです。500円で見れる子供たちはどこまで理解したかは別として、すべての意味でお勧めです。
この映画は、その美しい映像から北極から南極に至るまでの地球の素晴らしさと珍しい生き物たちの様子を映画館に居ながらにして知ることができます。超高速カメラが捉えた貴重な映像を見るだけでも価値が十分にあります。さながら地球旅行に出かけた気分です。以前、NHK?でも放映されていたのを見ましたけど、これこそ大スクリーンで味わうべき映像です。
この映画は地球の温暖化に対しての警笛でもあるのですが、破壊されつつある自然環境、絶滅に瀕した動物たち、少しずつ環境の変化の影響を受けている動物たちの今を垣間見ることができ、とっても深く考えさせられます。
地球上の生命で一番発達した僕たち人間は、いつの間にか地球は人間のためにある星であると少々勘違いをしてしまったのかもしれません。そんな想いさえ起こさせてくれる映画です。
この映画では数値的なものは触れられていませんが、北極では他の地域の2倍以上の速度で温暖化が進み、ヒマラヤの氷河も毎年70mも後退しているそうです。温暖化によって水のない地域では水分蒸発がもっと進んでますます干上がってしまう悪循環を起こしています。
皮肉なもので、こうしたメッセージを観るためにも、人間は映画という手段によって電力も使うし、それを見るための建築もそこにはあって、電車や車という移動手段で電力を消費したり、化石燃料を燃やして映画を観に来ているのですから。
今こうして使っているPCもそう。
文明を放棄して原始時代に戻れば地球は助かるのでしょうが、それは人間が地球からいなくなれというのと同じで、ナンセンス。(でも、実はそれが的を得ていたりしますけど…)
じゃあどうするのか?
何ができるのか?
その答えは簡単ではなく、また答えは一つではないと思います。
普段、僕自身も毎日の生活で頭が一杯で、大きな視野で物事を俯瞰する、地球環境のことを詳細に考えるほどの「心の余裕」は持てていないのが正直なところです。
まずは考えること、意識することから自分改革していかないとダメですね。
それだけでもせめてもの一歩のような気がします。
みんなが地球人としても、思考する回路を別に持つ必要があります。
もうその時が来ています。10年、20年経ったあとに、「ああ、あの時みんな気がついてよかった」と言えるようにしなくてはなりませんよね。
僕もそろそろ人生の折り返し地点の年齢になりました。
たとえ自分一人が出来ることが僅かでも、次の世代、その次の世代の為に出来ること、考えようと思います。
とくに建築は地球と密接に関わる業種の一つでもありますからね。
織田裕二が世界陸上の時に、世界最速の男達を生で見れるということで、「地球に生まれてよかった〜!」と絶叫していましたが(笑)、このフレーズまんざら嘘じゃないです。
ぜひ、『EARTH』チェックしてみてください。

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