マテリアルワールドの『テキサスロックンウォール』はチークの古材を利用した人気アイテムですが、今では材料調達が困難になり、この4月から価格も改訂させて頂きました。
価格を上げても尚、まだ調達の厳しさは変わらず、原材料確保に東奔西走しております。
そもそもチークの古材、それも辺材(木材の外周部)に限定していることもあって、大量にとれるものではないので、当然の結果と言えばそれまでですが、やはりこの魅力は他には代えがたいものがあります。
調達の難易度もさることながら、テキサスロックンウォールはどちらかというと男性向けというか、荒々しさが売りのアイテムだったりします。「古材の雰囲気は好きだけど、もうちょっとナチュラルテイストなものがあると嬉しい」という女性のみなさんからのリクエストを頂いておりました。
そこで、
この2つの問題を同時に解決する新アイテムとして新たに『モンパルナスパッセージ』を発売します。
テラスルームでの施工例。
ラージ
スモール
テキサスロックンウォール同様に、裏面にメッシュシートを配して、左右が連続してつながる構成です。
シートサイズも同じく、横500㎜×高200㎜、ラージとスモールの2種類で、施工に便利なフック付です。
モンパルナスパッセージは、材料はチークの古材ですが、古材の材料の心材(木材の内側の方)を用いています。
材料表面そのものに大きな特徴はなく、フラットな構成です。
辺材よりも材料は比較的多く確保できるのが特徴です。
どうしてもフラットな構成になってしまうので、それだけでは多少面白みに欠けるのですが、今回、モンパルナスパッセージでは白塗装のカスレ仕上げとしました。
このことにより、アンティークでシャビーな表情を出しています。
モンパルナスパッセージというネーミングは商品イメージを想起させるストーリーからきています。
~ストーリー~
パリのモンパルナスは、かつて芸術家たちの中心地といわれ、世界中から芸術家たちが集まる場所でした。
そこには沢山の芸術が溢れ、沢山の夢と活気があったに違いありません。
きっと、彼らにとっては広場もカフェも路地も、街中がキャンバスであり、すべてが芸術活動の場所であったはず。
擦れて白く残るその跡は、彼らが裏路地をキャンバスにしていた頃の記憶。
そして、
そこには彼らが隠した「幸運の鍵」…。
芸術家って、時々そんないたづらのようなことをしますよね。
モンパルナスパッセージにも、そんな秘密があるのです。
この「幸運の鍵」の焼印。
実は、すべてに入ってる訳ではありません!
むしろ、極まれに、100ケースに1つあるかないか、そんな僅かな確率でしか焼印を入れていません。
5シート/ケースですから、500枚に1枚程度。
宝くじよりは当たりやすいですが、それでもちょっとした確率です。
僕たちもどこにそれがあるのか分からないので、届いてからのお楽しみです。
お菓子の業界などでは当たりくじ付、レアキャラ、限定品、みたいなことが良く行われていますが、建築資材業界では初の試みかもしれません。(笑)
もちろんこんな商品が初めから海外でもあったはずがなく、マテリアルワールドのオリジナルアイデアです。
些細な事かもしれませんが、こんなちょっとした楽しいストーリーも素敵ですよね。
ぜひ、マテリアルワールドの新商品『モンパルナスパッセージ』でナチュラル空間を演出してみてください。