北の大地に南の島の大理石

北海道に来ています。
まだ12月中旬ですが、かなりの積雪で、なんでも10年ぶりの大雪とのこと。ピリっとした寒さは、東京のそれとは質が違いますね。
今回はいつもマテリアルワールドのアイテムを多数採用頂いている『ブレイン株式会社』さんを訪問させて頂きました。
ブレインさんは、「全棟100%構造計算」をして、長期優良住宅の基準を満たして建設されている“数少ない”住宅メーカーさんです。
長期優良住宅の基準を満たしているかどうか?
詳細は割愛しますが、もし、これから住宅の購入を検討されている方がいたら、一つの重要な要素としてチェックしてみてください。
通常、構造的な耐震性を高めていくと、意匠的には自由度が制約されてしまい、面白くない建物になりがちです。
ブレインさんは、構造的な裏付けもしっかりしていながら、デザイン性も豊かで、常に新しいチャレンジをされています。アトリエの設計事務所のような自由な発想、楽しい仕掛け、お金をかけない創意工夫が散りばめれています。
設備設計面もしっかりしています。
例えば、基礎断熱をしているので、床下の温水配管などはあえて断熱被覆せずにしています。その配管からの放射熱が床下全体、そして1階の床面をほんのりと温めており、床暖房を敷設せずとも快適な空間を実現しています。
また、窓下など、随所に放熱式のヒーターを設置していますが、掃出しサッシの部分などは、邪魔にならないように埋設するなど、とても上手に設計されています。
モデルルームを訪ねたときは、外部は氷点下7度ぐらいでしたが、暖房をつけていないのに、室温27度くらいで、快適そのものでした。
毎度のことですが、東京の住宅の方が絶対に寒いです!(笑)
全国的に断熱は全て1地域仕様で建設すべきであると提言したいです!
その方が、エネルギー消費も絶対に少なく済みます。
さらに、
価格も安い!本州から建築資材を調達しなければならないアイテムも多々あり、輸送費などの面で大きなハンデがある北海道。冬場の工事も雪対策としてテントを敷地全面にかける、基礎の打設にはヒーターを使って養生するなど、本当に大変です。サッシも建具も断熱性が求められ、設備機器も寒冷地仕様。
それでも安い!
「北海道の住宅」、その他の地域の会社さんは仕様や作り方に至るまで、絶対に学ぶべきと思います。
他の地域では考えられない工事状況は必見です!
モデルルームの詳細はぜひHPを見てもらいたいのですが、ほんの少しだけ。

なんだか秘密基地のようなフォルム。

シャープでシンプルな外観。

ポーチにトスカーナウェイ。凍結していますが、割れなどは起きていません。

ポーチから連続して、たたき部分にトスカーナウェイ。

小さなスペースですが、とても雰囲気あります。
他にも、室内には書ききれないほどの楽しいデザイン…
いつもトスカーナウェイを使ってくださるブレインさん。
今回改めて、南の島でとれた大理石が北海道でこうして使われていることに、なんだか不思議な感慨深いものがありました。
従前は小片として破棄されていた小さな石たち。こうして商品化し、海を超えて異国の地で活躍する。
もし、この大理石たちに意識があるとしたら、「まさか自分たちがこんな形でこんなところで活躍できるとは思わなかったよ。ちょっと寒いけど、マテリアルワールドさんありがとう!」って、そんな風に言ってくれるんじゃないかと・・・。(笑)
2013年もますます楽しみなご計画が目白押し。マテリアルワールドも次はどんなプロジェクトに参画できるか、今からとても楽しみです。

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