ジオメトリックが流行ってます

祭日のない6月、みなさんはいかがお過ごしですか?
暑かったり、涼しかったり、体調管理は大丈夫でしょうか?
マテリアルワールドでは、第5期最後の6月になり、色んなことが同時多発的に起こっております。
少々頭の中がオーバーヒート気味ですが、そのどれもが意味あることばかりなので、楽しくもあり、なんとかここを乗り越えて、来期に向けて新しいステージに行きたいと思っています。
そんな中、先週末は娘たちの小学校の授業公開(授業参観のようなもの)があり、最近の小学校の教育事情に少々びっくりしてきたところです。
ごく普通の公立学校ですが、イマドキは6年生の授業になると大型液晶パネルを使って、算数や理科などを教えるんですね。
それもタッチパネル式で、図形を回転させたりできるんです。
ちゃんとその回転角度も1度ずつ表示されるのですから、驚き!!
もしかして僕が知らないだけ?
かもなのですが、思わず「すげー!」と声に出してしまいました。(笑)
これだったら、複雑な立体とかもクルクル回してみたり、展開図の理解とかも容易だし、算数とか理科とかがメチャクチャ楽しみな授業になりそうな気がするのですが…。
さてさて、
そんな新しい出来事?を目の当たりにしたところですが、マテリアルワールドのアイテムの中でも、最近ちょっとした変化が見受けられます。
それは『シエナスタイル』
“ロートアイアン”と言われるアイテムのデザインテイストは、従来、唐草や剣先などを使ったクラシカルでいわゆる西洋的なイメージを彷彿させるものが主流です。
それは今でもそうなのですが、ここ最近のプロジェクトでは、『幾何学的なデザイン』が続いています。
これらは、もはやロートアイアンという呼称からは離れているようなアイテムですが、その一つひとつの作業工程は、部材を切って、溶接して、と一緒です。
強いて言うなら、デザインが直線的であるがゆえに、“曲げ”の工程がほとんどありません。
では、曲げ工程がない分、製作は簡単なのか?!
いやいや、そんなことはないのです。
幾何学的なデザインはパーツは直線的ではあるものの、とても細かく、部材の溶接点数はオーソドックスなデザインスタイルに比べて何倍も多くなるのです。
そのため、溶接によって引っ張られたり、ゆがんだりするので、面となる製品のゆがみ矯正や寸法確保がとても難しくなるのです。
実際にどんな感じかというと…

門扉のデザインです。

こちらも同じ案件ですが、デザインが異なります。
この部材の細かさ、わかるでしょうか?
パーツの切り出しだけでも大変ですが、これだけの溶接点数で縦に通る桟が歪まないようにするは簡単じゃないのです。
素晴らしい腕の職人さんが居てこその技。

こちらは別件でのパネル。

こんな大きなモノもつくってます!

細かいパーツが複雑に絡み合っています。
こちらはさらにいろんな条件があって、難易度が更に高い製作です。
どちらも現在進行中ですが、メチャクチャ手間と時間をかけているので、きっと自慢できるモノになってくれると確信しています。
マテリアルワールドはこれじゃないとダメ、というデザインの制約がありません。クラシカルなものから、ここに紹介したような幾何学デザインまで幅広く対応します。
デザイナーのみなさんの新しくて楽しいアイデア、待ってます!
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Just For You 2011
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他の誰でもない、あなたのために
心をこめて、マテリアルワールドから感動を届けます。
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