小さな部品にこそデザイン

今年最後の3連休が終わり、そろそろ年末に向けてラストスパートという感じでしょうか?
祭日が1日あると、1週間がとても短く感じますね。
みなさんはいかがお過ごしですか?

自宅から近い公園にて。
さて、
今回はマテリアルワールドの『KOBEプレート』、『TOKYOジャケット』に使われている“オリジナル製作のビス”について、クローズアップしてみたいと思います。
ごく一般的な樹脂性(プラスチック)のスイッチプレートは、下地のプレートをビス止めし、そこに上からカチッとかぶせる形式ですので、ビスが見えてきません。
構造としてはビスが見えないという点である意味理想的でもあります。
ビスが見えないので、簡単に外せないと思っている人も多いかもしれませんが、マイナスドライバーなどで簡単に外れます。
ビスが見えない、でも、イマイチですよね。
車に例えるなら、
純正タイヤなどについている“ホイールキャップ”という感じでしょうか!?(笑)
やっぱりアルミホールのカッコイイやつにドレスアップしたくなります。
一方で、
TOKYOジャケットやKOBEプレートを含む金属製、あるいは陶器製などのスイッチプレートはどうしても取付ビスが必要になってきます。
一般的なものは、プラス、あるいはマイナスドライバーで取り付けるもので、“ナベ頭”と呼ばれる丸く隆起した形状のものがほとんどです。
ナベビスは非常に野暮ったく、僕にとっては、まるでデベソのようにしか見えず、イメージが良くありません。(失礼!)
そこで、
マテリアルワールドでは、ここを少しでもスマートに見せるために、オリジナルのビスを製作しました。

素材はステンレス
カラーも本体に合わせて塗装しています。
フラットな形状に、最小限の機能とするために、6角レンチ対応形式に。
6角レンチの径も2?と非常に小さいものとして、通常手に入る6角レンチビスにあるような3.5?などとは違えています。
このビスは完全特注品であり、一般には売られていません。
ちなみに、大量に製作するからこそ実現可能で、少量では出来ません。
ちなみに、
スイッチプレートのビスは、径が3.5?と特殊であり、一般的な3?、4?、5?と整数刻みのビスは使えないのです。
おかげで、特注生産する時に非常に厄介でした。
?ビス径が特殊
?ビス頭の形状が特殊
?そしてこのステンレスの小さな部品に塗装処理
という3重苦?の状況です。(苦笑)
でも、そのおかげでスッキリしたデザインを実現出来ていると思います。

誰も気にしないような小さなパーツかもしれませんが、こういう部分こそデザインの差がつくと信じています。
ぜひ、TOKYOジャケット、KOBEプレートのビスにも注目してみてください。
『TOKYOジャケット』
『KOBEプレート』
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
Smile & Thanks 2009
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わたしたちマテリアルワールドは、
20年後も色褪せない世界中のユニークでオンリーワンな
一流建築資材を提供する会社です。
2015年までに20カ国、100アイテムの取扱いを
目指しています。
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