古材ではない。
製材したばかりのフレッシュな木材でもない。
「未使用」なのに、すでにエイジングされている…。
まるでボルドーワインを熟成するように、長い時間をかけて丁寧に「色」を生み出す。そのパネルの色は、グレーでもなく、ベージュでもない、静けさをまとった美しい艶のある銀鼠色。私たちは、それをボルドグレージュとなづけました。
100日以上も南国の陽射しの中、天日干しによりエイジングを行う。時代に逆行する超アナログな作業。
どんな最先端技術を持ってしても、この丁寧な“熟成作業”が生み出す品と温かみを兼ね備えた不思議な色は出せません。
このボルドグレージュは空間に「余白」をつくります。
過度な主張はせず、しかし確かな存在感で、木や緑、光と影と美しく調和しながら、その空間を深く、豊かに整えてくれる。
都市の喧騒から一歩離れたくなる日。自分だけの静かな時間を大切にしたいと思う瞬間。
そんな時に、ボルドグレージュの創り出す空間は、まるで一枚のキャンバスのように心を落ち着かせてくれます。
ずっと好きでいられる。「派手さ」でなく「品」で魅せる。
それがボルドグレージュという選択です。