地球環境のためにできること

2020年も9月がスタート。
早いもので、今年もあと4か月。
年々、歳を重ねる度に、一年の時間の流れが加速して感じられますね。

今年は何と言ってもコロナウイルスの問題が一番ではありますが、実はそれと同じくらい深刻な問題として昨今の異常気象が挙げられると思います。
ここ日本でも、100年に一度の豪雨とか、40度を超える猛暑とか、どんどん大型化する台風とか…。
もちろん、これは日本だけでなく、世界各地でこれまでなかったような気象現象が沢山起こっています。

明らかに、地球環境がおかしくなってきていると感じざるを得ません。

スウェーデンのグレタトゥーンベリさん。まだ彼女が15歳の頃からが初めた地球環境の為のストライキは世界的ムーブメントになり、僕も昨年は金曜日のイタリアやイギリスなど様々な出張先で沢山の子供たち、先生たちのストライキを見ました。
日本でもこの活動は一部では見られたものの、海外と比べるとほとんどないに等しいものです。
残念ながら、日本ではこのムーブメントもどちらかというと冷ややかな目で見られることの方が多かったのかと思います。
コロナの問題が発生してしまい、世界的にこのストライキは沈静化していますが、ここ最近の異常気象を感じるに、あらゆる面での地球環境問題への取り組みは待ったなしではないかという強い危機感を感じています。
世界中の子供たちが沢山の声をあげている中で、私たち大人はそれ以上に意識や行動を変えていく必要があるはずです。
未来(と言ってもそう遠くない未来)の子供たちのためにも、傍観者はやめて、地球温暖化を抑える、遅らせるあらゆる活動をしていく必要があると思います。

どんな些細なことであっても、塵も積もれば山となるはずです。

マテリアルワールドとしても、商品開発に際して、出来る限り環境に配慮した取り組みを心がけています。

全てのアイテムではありませんが、リサイクル・アップサイクルというスタンスはいつも大切にしています。
有効活用されていなかった石材の小さな破片を利用したトスカーナウェイ、チークの古材を再利用したテキサスロックンウォール、古着のジーンズを使ったインディゴユナイテッド1969、コーヒーのかすを利用したジャマイカンクラシックなどです。ゴミを減らし、CO2の削減に寄与することで、負荷を少なくするように努めています。

これらの活動とて、だからと言ってすぐに地球環境が改善されるようなパワーはありません。本当に一つひとつは微々たるものです。

今回、あらゆる分野の環境測定や環境コンサルティングを行う企業「オオスミ」さんの発行するマガジン『ZERO CHRONICLE』に、今回マテリアルワールドのこうした商品開発に注目して頂き、取り上げて頂きました。
ZERO CHRONICLEは、年2回、夏至と冬至に発行されている環境問題を取り上げた冊子です。

このZERO CHRONICLEには他にも様々な事例や活動が幅広く紹介されています。可能であれば、一人でも多くのみなさんに手に入れてもらい見て頂きたい雑誌です。

株式会社オオスミ

オオスミさんは地球のドクターとして、活動されていますが、メッセージムービーが素敵なのでシェアさせて頂きます。

オオスミさんのメッセージムービー

流行りの?SDG’sと言うとなんだか難しく聞こえてしまいますが、例えば、スーパーやコンビニの袋を使わずに済ませる、プラスチック製品、使い捨て製品は極力控える、ごみは分別して出す、まずはそんな毎日の僅かな行動でも、みんなでやればきっと大きな力になるはずです。

もの凄い大雨に降られたり、強風にさらされたり、猛暑に見舞われたら、これは地球からのメッセージだと思って、地球環境へ一人ひとりができることを考えてみる機会にしていきたいですね。

まだしばらく残暑が続きそうですが、くれぐれもお身体ご自愛ください。