楽しいというパワーはスゴイ

記念すべきマテリアルワールドの1回目の日記「好きですか???」でも書いたのですが、仕事のベースとして「好きか嫌いか、楽しんでいるかどうか」という非常にシンプルな問いのを大切さを改めて感じているここ数日です。

先日のオープンオフィスさんの船上イベントでも幾つかうれしい出会いがありましたが、その中でも印象的だったのが「靴磨き.com」の長谷川さん。
http://www.kutsumigaki.com/
NHKや新聞、雑誌、J-WAVEなんかにも出演されたりと最近ますます活躍されている長谷川さん、一回お会いしてみたいなと思っていたところで今回話をさせて頂くことができたのですが、想像通りの明るく、楽しいナイスガイな人でした。
とにかく、彼の「楽しく仕事やってます!」オーラはすごい。というか、何かをしてお金を頂くという意味では「仕事」と呼べるのかもしれませんが、まるで野球が好きだった人がプロ野球選手として野球をやっているような感じです。本人がそう思っているかどうかはわかりませんが、僕にはそう見えました。靴磨きというニッチなフィールドから革命を起こしているという点で、共感する部分も多く、この出会いは大切にしたいと思っています。
話は変わって、
金曜日から開催されているGDP。
今日も何人かの方と会場でお会いすることができました。皆さん、本当にありがとうございます!

今回のGDP、もちろんTOKYOジャケットの反応が一番気になりますが、一エンドユーザーの視点から見て、どのブースからオーラを感じたか?という意味では、いくつかある中でも、東北芸術工科大学、千葉大学、武蔵野美術大学など、学生が参加しているデザインコミュニケーションブースはその一つですね。各企業の出展とはその形態が異なりますが、イケてるもの沢山あります。
これも何となくですが、その背景にやっぱり「楽しい、好き」っていう感覚があるからじゃないだろうかと感じています。「売れること」が求められる企業の製品開発のシビアさとは違うからと言えばそれまでですが、人を魅了するには、生産技術とかデザインとしてのテクニックよりも、まずは自由な発想とか、これって面白いっていう感覚とかセンスみたいなものがまずありきだな、って学生さんの作品を見て感じます。
それと、各審査員が「私の選んだ一品」というのを発表していますが、僕が選ぶ一品は、フジ幼稚園。手塚貴晴さん+手塚由比さん×佐藤可士和さんの手がけたものですが、建築作品として云々よりも、このプロジェクトそのものが生みだした子供達の笑顔が何よりもその魅力を伝えている気がします。もちろん、建物としてもかつてこんな発想の幼稚園(学校も含めて)あったかな?というくらい素敵です。

僕にも保育園に通う娘がいますが、出来ることならこんな素敵な幼稚園に通わせたいと思うくらいです。それくらい、このプロジェクトからも、「楽しい」のオーラが伝わってくるのです。
ひるがえって、マテリアルワールド。
もっともっとこの仕事を楽しみたいと思います。楽しみ方がまだまだぜんぜん足りていませんね。(笑)建築資材業界での「楽しいオーラNO.1」目指します!

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