住宅における素材の大切さ

秋の楽しみと言えば、食欲の秋。
秋は美味しい味覚が盛り沢山。
ブドウ、梨、栗、マツタケ、さつまいも、サンマ、牡蠣、etc…。
ああ、どれも美味しそうです。
旬の美味しいものは、どこでとれたかという産地も重要ですよね。
北海道産と聞いただけで、なんとなくなんでも美味しそうに感じてしまうほど、今では産地もブランド化していますし、食品問題が相次ぐ昨今では国産であるのかどうかも気になるところです。
(最近は国内でもあまり違いはありませんが)
お腹がグーっと鳴りそうな話題ですが、
ここで何が言いたいかと言えば、
「素材の大切さ」です。
ほぼ毎日食べるものについては、みなさんそれぞれに「お気に入り」があるはずです。
当然、鮮度や品種、産地、ブランドなんかも気にしているはずです。
同じように、
「住宅」を考えたときにも“素材”に関心を持つことはとても大切だと思います。
24時間換気
ホームセキュリティ
オール電化
無線ラン
全自動便器

少し前までは、暮らし方を便利にしてくれる「人間が考え出したもの」にどうしても注目が集まる傾向があったように感じています。
快適=便利という図式です。
もちろんそれらも大切。
でも、本当の意味で快適を考えた時、もっと直接的に人間に対して与える影響が大きいのは住宅を構成する「素材」のはずです。
プリント印刷処理された床材と無垢材のフローリング、壁紙と珪藻土、レンガや石に似せたコンクリートと天然石。
同じリビングルームでもどちらがくつろげるかは、今更説明する必要もないとは思いますが、人工的な素材と天然素材で人間に与える影響、あるいは空間に与える影響(温度・湿度・結露発生など)で差があるのは当然です。
もうひとつ、人工的なものと自然のものでは、年月の経過と共に単に劣化していくのか、変化していくのかという違いもあります。
マテリアルワールドでは、まさにこの素材を扱っていますが、何を扱うのかという点において、とても大切にしていることがあります。
マテリアルワールドのブランドガイドラインをここでご紹介します。
☆☆☆私たちが「その資材をセレクトする」3つの理由☆☆☆
 〜世界中から買いつけるモノの基準〜
1.「その資材は、20年後も色あせない本物であり、新鮮であり続けるかどうか」で、買いつけを行います。
2.「私たち自身が『それを販売していること』に喜びを感じ、その資材を自慢できるかどうか」で、買いつけを行います。
3.「環境に優しく、人にも優しく、関わる人が皆ハッピーであるかどうか」で、買いつけを行います。
このブログを読んで下さる人なら、このコンセプトには共感してもらえることが多いのでないかと思います。
ですが…、実際に商品を見て認めてもらえるでしょうか?
ここで質問です。
みなさんは「お手入れ」とか「メンテナンス」って好きですか?
大切なものを磨いたり、修理したり、改造したり、そういうアイテムを持っていますか?
一度でも壊れたものを修理して長く使っている身の回りものありますか?
自然素材のバラツキとか欠点、あるいは使っていることで起こる変形とか許せますか?
実は、結構「NO」が多いのではないでしょうか?
住宅産業はクレーム産業とも呼ばれています。
一生に一度あるかないかの高い買い物だからということも背景としてあるのですが、中には本当に異常なクレームをつける人がいます。
虫眼鏡で見なければ分からないような傷(傷というのかすら不明)にさえ神経を尖らせる人がいるのも事実です。
住宅の竣工検査ではお客様が指摘箇所に「付箋」をつけるのが通例ですが、100箇所なんてのはザラで、畳にすら付箋をつける人もいるそうです。
何故、日本ではとても便利な人口素材が開発され、ここまで多種多様になったのでしょうか?どうして自然素材は使われなくなったのでしょうか?
どうも住宅をつくる側、売る側の業界側にのみ責任があるように言われることがありますが僕は違和感を感じています。
ズバリ、市場がそうさせてしまったという部分はないでしょうか?
話が大きくそれてしまいましたが…、
ぜひ今後住宅購入のチャンスがある人には、「素材」にも注目してほしいです。そして、ぜひ自然素材の良さを実感し、本物だからこその素材感として、良いところも悪いところも全部受け止められる心の広さも持ってほしいです。(笑)
今発売されている『DIME』にはいろいろな切り口で理想の家づくりと題して様々なトピックが紹介されています。
住宅雑誌ではないのですが、情報としてはとても参考になると思います。
自然素材を大切にする住宅メーカーの代表とも言える『ウィズ・ワン』さん、僕の前職であるログハウスの会社なんかも紹介されています。

これは宣伝ですが、
その中に、化学物質をほとんど使わずに自然素材を上手に使った家が紹介されていて、その物件ではトスカーナウェイをエントランスホールに大胆に使ってもらっています。
とても素敵なデザインなので、素材としての裏付けはもちろんですが、エクステリアとインテリアを“つなぐ”アイテムとしてトスカーナウェイの魅力を感じてもらえたらうれしいです。
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わたしたちマテリアルワールドは、
20年後も色褪せない世界中のユニークでオンリーワンな
一流建築資材を提供する会社です。
2015年までに20カ国、100アイテムの取扱いを
目指しています。
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