新たな宝物を求めて

3日からインドネシアに来ています。
中国、カナダ、インドネシアとこの1ヶ月でかなりのハードスケジュールとなってしまっていますが、おかげさまで体調は万全。
以前はこちらに来ると、暑い!という印象があったのですが、日本のようにジメジメしておらず、また気温も日本の方が高い?のか、とても快適です。
ヤシの木が生茂り、赤道に近いところなのに、日本の方が暑いというのは、なんとも皮肉だし、やっぱり異常だと思ってしまいます。
今こちらはラマダンが始まっており、1日5回ほど街にはお祈りらしき放送のようなものが響き渡っています。
今朝も4時半頃からその大音量で起床。
朝5時から日没までの断食を13日ほど続けるそうです。

ジャカルタは東京に引けを取らないほどダウンタウンは人も車も建築もかなりのごちゃごちゃした都市なのですが、僕が来ているのはそこから国内線でさらに移動しているので、すごくローカルな雰囲気が満載なところです。
そのインドネシアから、石材を輸入しているのですが、今回もいろいろと有意義な時間を過ごしています。



ほんの少しだけ。
今回は特に切り出した石の原板を加工している工程を中心に視察&打ち合わせの繰り返し。
大きな石もありますが、どちらかというと細かい手のかかるようなモノに面白いものが沢山あるのです。
あんまりイメージがわかないかもしれませんが、例えば最終製品はこんな風になるのです。

これが4枚のシートで構成されているのですから、施工はメチャクチャ便利です。
カービング(手彫)の石なんかも盛んです。


いわゆる換気口にあたるパーツはほとんどこれです。
インドネシアは石材の他にも、木材が有名。チーク材、あるいはジャラ、セランガンバツといった堅木の南洋材。家具などもさかんですが、最近はチーク材など原木の調達が困難になっているようです。
カービング(手彫)は木材もあるのですが、ホテルで見た木材のカービング装飾はかなり迫力ありました。


エレベーターの中。

ロビー。
これらのシルバーで塗られた装飾は一見して金属の鋳物?に見えるのですが、すべて木材。
機内で見た雑誌に興味深い記事がありました。
2009年のデータですが、Labor cost(労働原価)の単価として、
中国 2.11
インド 1.03
インドネシア 0.6
マレーシア 2.88
フィリピン 1.04
タイ 1.63
(すべてUS$/時間)
つまり、インドネシアの人件費はまだまだ安いのです。
実際、それを実感できるものとして、僕の出張の楽しみの一つでもあるマッサージがあるのですが、なんと500円/時間!
安いと思っている中国よりも更に安い。
そんな背景もあって、人の手のかかるモノをリーズナブルなプライスで提供できるのです。
幾つか新しい発見もありましたので、今後がますます楽しみです。
次回もインドネシアから。
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Just For You 2011
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他の誰でもない、あなたのために
心をこめて、マテリアルワールドから感動を届けます。
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