建築も着替えたいですね!

今日もとってもいい天気の東京地方でした。
そろそろ学校ではプール開きの準備も進んでいますし、夏ももうすぐそこまで来ているみたいです。
でも、まだ6月。
うれしいと同時に、この陽気ですとちょっと心配な気もします。
6月の間に気温30度を超える日も遠く無さそうですし…。
人間は夏服にチェンジ出来ますし、脱いだり、着たり調整も出来る。
最近ではクールビズも定着し、ネクタイ外しても全然OKです。
(僕はすでにずっとネクタイ卒業ですけども)
逆にこの暑さでもネクタイ外せない人たちというのは本当にお気の毒さまです。ぜひ、夏のビジネス正装は「ポロシャツにします!」くらいに、一流ファッションブランドがこぞってノーネクタイ運動を宣言してもらいたいものです。
そんな風に、もし建築も夏と冬で着替えることが出来たら?
もっとエネルギー効率いいだろうなと、感じたりすることもあります。
着替えるとまでは行きませんが、先日訪問した環境展では「壁面緑化」が大変注目を浴びているようでした。
屋上緑化はみなさんも聞いたことあると思うのですが、最近では屋根面もさることながら、壁面を様々な形で緑化することが多くなってきています。
面積的には屋根面よりも壁面の方が大きいですから、内部空間の温度調整に与える影響もありますし、視覚的にも屋上緑化では見えないグリーンも壁面緑化なら目にも涼しいというわけです。
春には花が咲き、夏は緑が生い茂り、秋は紅葉の赤や黄色に変化する。
そんなビルの壁面があっても面白いですよね。
夏の日差しは弱められ、空調負荷も軽減され、その分室外機の熱風も弱くなる。
緑には虫たち生息し、虫の音が耳を涼しくしてくれ、人間と上手に共生している。
そんな緑に覆われた建築群が街全体をつくっていたら…
ちょっと大袈裟ですけども、そういう都市計画が一つくらいあってもいいと思います。
想像しただけでも気温が1℃下がりそうな予感の壁面緑化。
今はまだ珍しい壁面緑化も、5年後、10年後には定番になっているかもしれませんよ。
何年か後に、どうなっているのかこの話題で盛りあがってみたいものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください