デザインのプロセスは一つじゃない

街で時々みかける「似顔絵アーティスト」。
ほんの数分であなたの顔を多少(沢山?!)モディファイして楽しい絵にしてくれる楽しいアレです。
みなさんも描いてもらったことありますか?
我が家でも時々見かけては描いてもらうことがあります。
写真やビデオもいいけど、似顔絵もいい記念になりますよね。特に小さいお子さんのいる家庭にはオススメだと思います。



で、
今日のテーマなんですけど、デザインの進め方にもいろいろあるんだなという話です。
この似顔絵アーティストの方のそれぞれの表現方法はもちろん、描き始めるところ、絵の描き進め方に個性があって、とても面白いと思ったのです。
いきなり目から描き始める人、輪郭から始める人、髪の毛のから攻める人(笑)、などなど、たぶん似顔絵とか、人物画の「基礎」とか「定石」ってあるんだと思うのですが、よく見ていると以外にバラバラです。
先日見た六本木ヒルズの上の森美術館でも、水だけをつかってコンクリートに似顔絵を描くというビデオインスタレーションがありましたが、描き進め方は非常に独特です。しばらくの間は何をしてるのか判らないほどです。
実は建築設計でも、四角い直方体から削り取っていくイメージでデザインを進める人、2次元の平面から立ち上げて立体的に形にしていく人、内部の間取りから進める人、外観のファサードから先に決めていく人、そのデザインのアプローチは様々です。
最近発売された超薄型ノートPC「MAC BOOK AIR」なんかは完全に削り落していく作業でつくられたものでしょうし、今日テレビで見たんですけど、嵐の大野君の作品なんかはつくりながらどんどんイマジネーションで足していくプロセスだと思いました。(彼、天然キャラですけど素晴らしい才能ですね)
自動車なんかは粘土をつかって、フェンダーのあたりのラインは足したり削ったりを繰り返してスタディしていますよね。
足したり引いたり、内→外なのか外→内か、大→小なのか小→大か、あるいは平面→立体なのか立体が先か…。
つまり、何が正解ということではない話ですが、デザインプロセスは一つじゃないってことを知る、その中で自分のスタイルは何なのかを知ること、他の人が自分とどう違ったアプローチをしているかってことを知るのは、いいヒントになると改めて感じました。
僕はどんなタイプかと言うと、全体よりも部分から思考する傾向があると思っています。何かキーとなる部分が先にイメージとして浮かぶことが多く、そこから派生させていくタイプだと認識しています。
ちなみに、ドラえもんやアンパンマンの絵は「鼻」から描き始め、お化けのQ太郎や仮面ライダーは「目」から描き始める人です。(笑)

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