建築の骨

以前、「建築のスキン」として、外装の話をしましたが、今日は骨です。(笑)
最近はあまりトレンドではありませんが、構造体、すなわち僕のここで定義する「骨」を見せるということがデザインされることもあります。
もうすぐオリンピックも始まりますが、あの「鳥の巣」と呼ばれるメイン会場も見えている白い帯は構造フレームだと思います。(すいません、勉強していませんがたぶん……)
住宅の分野でも古くは柱、梁、母屋(もや)、棟木(むなぎ)といった構造体は露出されていましたし、真壁(しんかべ)工法という柱を壁の中に隠さないつくりの木造住宅では、柱がそのまま表れていました。
大黒柱に子供の背丈の刻みを入れる、なんてことがありましたよね。
その各部材の太さ、配置バランス、1本毎の木目の美しさなどは構造体でありながら、デザインとしても重要な要素でしたが、今では構造を露出するというのは珍しくなりました。
構造体は意匠と違って、主たる目的が建物を支える、建物として成立させるためのものですから、多岐に渡って制約が多いのですが、それをデザインとしても魅せることに成功した建物はとてもバランスがとれていて、いわゆる「構造美」がそこにはあります。
ほんの一例として…

新宿

新橋

お茶の水


東京国際フォーラムはまさに骨建築。
個人的にはなんとなく「クジラ」と呼んでいます。
他にも写真はありませんが、関西空港など、世界各地の空港では構造フレームを綺麗にみせているところが多いです。
純粋な建築とは離れますが、東京タワーなども骨がきれいです。
今度できる東京スカイツリー(高さ610m!)は一体どんな構造美を見せてくれるのでしょうね?
建築の「骨」。面白いですよね。
世界にも沢山あるので、またいずれ紹介します。

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