マテリアルワールドは建築資材を扱う会社です。
〜世界中から楽しい資材を集めました〜というスローガンで、建築を楽しいものにしよう!と日々様々に取り組んでいます。
優れた建築デザインは「アート」であると信じていますし、そこにはマテリアルの重要性も十分あると考えています。
素材の選び方、使い方で違ってくるからです。
他にも建築デザインを構成する要素として、例えば、
寸法・空間・モジュール・形・構造・テクスチャー・パターン・組み合わせ方・光・色・明るさ・開口部…
などなど、
素材以外にも切り口は沢山ありますし、難しいことを言い出せばキリがありません。
でも、素材も含めて、そんなイチイチ気難しいことを言わずとも、絵とか写真とか彫刻とか、いわゆる「アート」ってやっぱりストレートに凄いパワーがあるなと感じてしまいます。
先日、五反田駅で見つけたショップ『Sign』。
久々にノックアウトされました!
店内の天井と壁に書きつくされた絵。
プレートもグリーンに着色されてかなり頑張ってます。(笑)
特に建築的に何か特別な難しいテクニックとかデザインは見当たりません。
単純にこのポップなアートが空間を占領しているのです。
こういう時、建築というのはあくまでもキャンバスでしかなく、そこには素材がどうしたとか、空間がどうしたというようなウンチクは通用しないのですね。単純に面白いかどうか、というアートのパワーに圧倒されてしまいます。
アートってずるい!(笑)
だって場所を選ばないし、単純に伝わるし、何より楽し過ぎる!
建築はアートの一部でもあるけれど、でもアートを超えられないみたいな…。そんな気分です。
五反田でお茶するならぜひチェックしてみてください。