色鮮やかな輝きは太陽の恵み

太陽光を充電し、夜間自動点灯するLED照明器具のソーラーブリック。

一般的な屋外の照明器具の場合、器具の他に、地中を配管、配線する工事や分電盤や制御盤なども必要になりますが、ソーラーブリックは、昼間直射日光のあたる場所でさえあれば、設置するだけ。

太陽光充電式なので、もちろん電気代もかからず、メンテナンスも不要。水盤の中にも使える高い防水性と、キラリと光る高輝度の輝き。

それでいて、長期間使えるという優れもの。

2007年の発売開始以来、マンション、ホテル、公園、オフィス、住宅、公共工事から大規模なランドスケープデザインに至るまで、これまで本当に沢山のプロジェクトで採用されてきました。

そのソーラーブリックですが、今、「ソーラーブリックNEO」としてリニューアルしています。

以前は、発光面は無色の結晶柄でしたが、千鳥格子柄のカラーパネルになっています。導光板のデザインが太く、大きくなったことで光を受ける面積が増えて、明るさが増しています。また、青ならば青、緑であれば緑のカラーパネル化になっているので、より発光時に色が強調されて、視認性が増しています。

カラーパネル化により、昼間の消灯時も僅かながら演出性の向上にも寄与しています。

また、表面のポリカーボネートを製作する金型を一新し、表面のすべり止めのディンプル加工も最適化しています。

機能面では、単結晶の太陽光パネル容量アップ、内臓するバッテリーの容量アップ(1.6倍)、更にはバッテリーの寿命を最大化するべく、メーカーと共同開発したオリジナルの保護回路付きの制御盤を導入しています。

見た目には、さほど大きな違いがあるようには見えないのですが、実は驚くほどに進化し、品質、性能も向上させているんです!

ソーラーブリックNEOは、製品の品質に自信があるので、3年間の保証をつけています。電気製品なので、絶対に問題が起きないとまでは言い切れませんので、3年の間に製品の理由で不具合が出た場合には、商品の交換対応をさせて頂いています。これまでにも、商品の不具合により交換対応をさせて頂いたことは何件もあります。ご迷惑をおかけしたお客様には大変申し訳ありません。

ですが…、そのトラブル発生率は、全体の出荷量に対して、1%以下なんです。

実は、ソーラーブリックに類似した商品は多数ありますが、不良発生率はとても高く、中には50%を超えるものも存在していたりします。ちょっと信じられないくらいの数字ですが、本当です。

なので、そのような商品をお使いになったことのある方は、もう使いたくない、懲り懲りという方も少なくありません。

 

こちらの事例写真は、2013年のプロジェクトで、海ほたるパーキングエリアにソーラーブリック100台を納めたものです。あれから10年以上が経ち、いくつか点灯していないものもあるようですが、今でも明るく光っています。波が高い日は、海水を浴び、漂流物がぶつかり、ものすごく過酷な状況の中にありますが、10年間、電気代もかからずに夜の海ほたるを演出し続けています。

ちなみに、海ほたるのように、演出したいということで、ブルーのソーラーブリックが採用されています。

これは、ほんの一例ですが、いかにソーラーブリックの品質が高いかをご理解いただける事例かと思います。

SDG’sという持続可能な社会の実現という目標が掲げられて久しいですが、まだまだやれることはあります。

まさにそんな今だからこそ、マテリアルワールドとして、改めてソーラーブリックNEOのようなアイテムを広く届けていきたいと思っています。

一つひとつはとても小さな光ですが、こうしたささやかな積み重ねが未来へつながる社会貢献の一つだと思っています。