11月。2014年もあと2ヶ月。今からロングスパートですね。僕もいろいろと頑張らねばです・・・。
今日は、マテリアルワールドのシエナスタイルのご紹介です。
先日竣工しました『パークホーム川口ザレジデンス』(三井不動産レジデンシャル)において、エントランスのスクリーンの製作を担当させて頂きました。
日建ハウジングシステムさんの設計監修の元、幾何学模様の力強く、ボリューム感のあるデザインに仕上りました。
素材は鉄で、フラットバーのサイズは10㎜厚×70㎜幅と、かなりゴツイサイズ感です。
エントランスは建物の顔でもあるのですが、重厚感を引き出すのに一役買っているでしょうか。
2枚のパネルで構成されていますが、1枚200㎏以上の重量があります。
溶接個所数は1枚で約250箇所にもなります。
溶接により、引っ張られてしまう歪みを矯正しつつ、成形していくため、これだけの溶接個所をもつデザインですと、相当な手間がかかります。
僕自身がその作業をする訳ではありませんが、職人さんはじめ、製造管理のみなさんのおかげで実現しています。
1つ1つが手作りであり、完成させるまでの長い道のりを想うと、いつもシエナスタイルには何かストーリーが詰まっていて、大量生産の既製品にはない独特の存在感が際立ってくるような気がしています。
まだまだ細かいデティールなどは改善の余地もありますが、今後の糧として、また次なる機会にも、長く愛させる本物を提供できるように頑張ります。