命が宿るアイアンアート

マテリアルワールドの自慢アイテムの一つ、シエナスタイルは鉄の芸術品。鍛造ならではのハンドクラフト感と繊細なディテールがシエナスタイルの大きな魅力です。
デザイナーと工場の連携もバツグンで、ますますいい感じです。
最近、お引き合いも少しずつ頂けるようになり、大変うれしく思っています。やはり既成品では表現できない本物の質感を求めているニーズはあるんだなと実感し、うれしく思っているところです。
今日は、最近の事例からシエナスタイルをご紹介します。

唐草模様のデザインのパネルのデティールです。先端部分まで丁寧に作り込んであるのが分って頂けると思います。
写真は電気メッキ処理をした状態です。
アイテムにより防錆処理方法もベストな方法をチョイスしています。

こちらは緑の着色を追加した事例です。
ベースの黒塗装の上に手作業で丁寧に仕上げていきます。
非常に手間のかかる作業ですが、定番の黒とは趣が異なり、これも僕の好きなテイストです。
このシエナスタイルで気がついたことが一つ。
シエナスタイル、つまり「ロートアイアン」という製品は今でも「植物」を表現することが非常に多いということです。
「なーんだ」って声も聞こえてきそうですが、植物をリアリティを持って表現しているマテリアルというのは今では珍しいと思うのです。
(クロスの花柄とかは別)
ヨーロッパでは古代ギリシャの頃からオーダーという円柱の頭部で植物をモチーフにしたり、建築デザインの内外装に幅広く植物が入り込んでいました。
ちなみに、コリント式オーダーの頭部には「アカンサス」というギリシャの国花が表現されています。このオーダーについては西洋建築史の一番初めに習います。(笑)
話が逸れましたが、きっとアイアンにおいても、ヨーロッパの鍛冶屋職人たちが古くからの様式を重んじていたに違いありません。
また、無機質な鉄という素材感を和らげる意味でも植物のモチーフが重宝され、さらに、職人の腕前の見せどころだったのかも?
そして、植物をモチーフにすることで、そこに「命」を吹き込んでいたのかもしれませんね。
シエナスタイルのアイアンはベーシックな品質は勿論のこと、生命力を感じられるような、そこにあるだけで、人を魅了し、感動を与えられるようなものにしていきたいと思っています。そんな資材があったら最高に素敵ですよね。

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