「設計」を再設計しませんか?

みなさんはもうI・PHONEを見ましたか?
先日、友人が早速使っているところを見せてもらい、興奮しました!
やっぱりインターフェイスが凄いですね。
(ミーハーでスミマセン)
写真やメールも見やすく、指の操作でいろいろと動かせるのが楽しいです。
あれだけ薄いボディのどこにあんなスゴイ機能が盛り込まれているんでしょうか?まさに「ドラえもん」が未来から持ってきたようなアイテムですね。

今一番話題のI・PHONEでマテリアルワールドのソーラーブリックを撮影!
そんな前置きとは別に、
今日は「建築設計」についてちょっと真面目トーク。
このところ、マテリアルワールドの建築資材販売業務とは別に、お陰様でTIME&GARDENとして建築設計、あるいは工事監理というお仕事を頂くことも増えてきているのですが、改めて「設計」「設計士」「設計事務所」などについて、仲間と話す中で色々と感じることがあります。
例えば設計料のあり方。
先日も友人との会話でそのことが話題になりましたが、建築設計料というのは例えば工事費の10%(もちろんバラツキはありますが)、というような工事費に対してのパーセント報酬が主流です。
「金額の張る工事は、設計作業としても大変」という理屈から業界通例としてそうなっているのだと思いますが、この考え方は外れてはいませんが、それだけでは不十分でもあります。
予算の無い時こそ、1回や2回では納まらずに、あれこれと工夫を凝らして、何度も何度も図面を書き直し、少しでも安く効率的にする方法を検討することもあるのです。
3000万円の家を設計するのと、1000万円の家を設計するので、どちらが手間がかかるか?と言ったら、僕は後者だと思います。
お客様の工事費を少しでも下げるために、沢山の知恵とエネルギーを使っているのです。
でも、自らの報酬は工事費の削減に比例して少なくなる。
???
今度は逆にお客様の立場から見ると、
例えば設計には設備機器の選択というのがありますが、500万円のキッチンユニットを選ぶのと、100万円のキッチンユニットを選ぶ作業において、設計的その金額差ほどに何か特別に手間が変わることはありません。
トイレだってそう。
5万円の普通の便器と50万円の最新式便器、違いはリモコンがあるかないかくらいです。(笑)
でも、工事費に対する%だと設計料には大きな差が出てしまいますよね。
???
ほんの一例ですけれども、
なんとなくお互いにモヤモヤ感が漂うわけです。(笑)
今年の11月28日から建築士の制度が変わります。
建築基準法も昨年大きく変わり、業界は混乱の極みでしたが、今度は建築士に対するあり方も変わります。
難しいルールの見直しも大切ですが、
そもそももっと根本的に「設計」「設計士」「設計事務所」というものがシンプルに、それでいてきちんと認められるポジションを確立すること、大切な気がしています。
TIME&GARDENも一級建築士事務所として、たとえ小さくとも自ら変化を起こして行けたらと思っています。

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