雨の中をありがとうございました

昨日はTIME&GARDENとしての設計物件1棟目、H邸のセミクローズなオープンハウス?!を開催させて頂きました。
終日あいにくの天気だったにも関わらず足を運んで下さったみなさん、改めてこの場を借りてお礼を申し上げます。

玄関でお迎えした僕です!
当日バタバタでゆっくりとお話をすることもままならず、失礼をいたしましたが、懐かしい顔ぶれに沢山会えて、心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
すでにお施主様がご入居されていることもあり、広く一般には公開せずにごく親しい方に公開を限定させて頂きましたことも、重ねてここにご報告いたします。ご案内できなかったみなさん、ごめんなさい。
マテリアルワールドとは一味違った設計という部門ですが、現地を見て頂いた方には共通する「らしさ」はご理解頂けたのではないかと思っています。
あれだけ天気が悪くても、とっても明るい室内には我ながら驚きました。
マテリアルワールドもそうですが、建築資材や建築設計の最終的なゴールはそこに住む人、使う人がいて、使ってもらって初めて完成するものです。
どんなに素敵な資材も家も使わなければ傷んでしまいますし、ただの材料や箱でしかありません。
創り手の側の想いとか、狙い、意図、計画は、使うことによって達成されるものなんです。
今回、ご入居されて1か月が経過していたのですが、ようやく建物にも血が通ってきたというか、イメージしたものが形になってきていて、うれしかったです。
そういう意味では、絵画や彫刻などと違って、建築は「体験型の芸術」だと言えますね。
どんどん触って、どんどん使って、空間を丸ごと楽しむ。
自分流に手を加えることだってOK。
建物を愛してさえいれば、傷や経年変化だってやがて持ち味のひとつになるんですよね。これ、ホントです。
1年後、5年後、10年後、H邸がどのようになっていくのか、Hさんの暮らしぶりも含めて今からとても楽しみにしています。

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