バイヤー×デザイナー理想の関係

マテリアルワールドは“世界中から楽しい資材集めました”というブランドスローガンを掲げて、一級建築士でもある僕自身がセレクトしたユニークでオンリーワンなアイテムを扱っています。
どのアイテムも「あ、これ面白いな。」とか「スゲー珍しい。」とか「単純にカッコイイ!」という純粋な印象、感想が最初のきっかけです。
その際、僕の頭の中では、「こんなシチュエーションで、こんな風に使ったら、絶対にいいだろうな。」というイメージがいくつか浮かびます。
そのバリエーションが多いほど、魅力的な商材だったりします。
逆に、そのシーンがあまり想像できないアイテムは、採用に至りません。
バイヤーとして、その当初イメージした使い方で採用頂いたシーンを拝見すると、やはりうれしいものです。
でも、
自分が想像もしなかったようなシーンで使ってもらっているところを拝見すると、うれしいを通り越して、感動します。
バイヤー冥利に尽きるというか、「ああ、このアイテムをセレクトしてよかったな!」と思える瞬間です。
同時に、建築士・デザイナーの立場からすると、自分ではそんなシーンは想像も出来なかった訳ですから、嫉妬してしまいます。
マテリアルワールドのアイテムの中でも希少性という意味ではトップクラスの『木の化石』ことマダガスカルウッドストーンは、その強烈なインパクトと独特な表情ゆえに、どんなシーンにも気軽に使える簡単なアイテムではありません。
どちらかというと、使い方としては難しい部類のアイテムです。
そんな特殊なアイテムを、いつもメチャクチャかっこ良くデザインして使って下さるデザイナーさんが奈良県にいます。
『創志園』の津川さんです。
そのオリジナルでカッコイイ世界観に毎回ノックアウトされています。
マテリアルワールドの素材のみならず、創志園さんの創り出す空間は、どれも「ドラマチックな空間」という表現がピッタリ。






昼間の見え方も、夜の見え方も、シンボリックでダイナミックな印象。
白いフレームとのコントラストの中で、ウッドストーンが際立っています。
津川さん、素敵なデザインをありがとうございます!
設計だけでなく、自ら施工もされる地域密着型のデザイナーさんなので、遠方の方は難しい?!かもしれませんが、エクステリアをお考えの方であれば創志園さんは要チェックです。
『創志園』
「バイヤーのセレクト力」と「デザイナーの感性」を相互に刺激し合える関係性というのは、理想的なものではないかと思います。
そんな関係でいられるお客様を一人でも多くつくりながら、互いに切磋琢磨して、より良いものを探し出し、また創り出していけたらと思っています。

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