ソーラーブリックいろいろ その2

先日、仙台市若林区へソーラーブリックを送らせて頂きました。
また、岩手県の方にも支援物資の申し込みを済ませ、現在出荷指示の連絡を待っているところです。
今回のソーラーブリックの提供に際して、宮城、岩手どちらの担当窓口の方にも共通して感じたことがあります。
それは、これ以上ない程の“思いやり”です。
物凄く辛く、大変な毎日をおくられているであろうに、電話口の向こうから、関東地方の余震などに対しての心配の声だったり、気遣いのお言葉を頂いたことです。
ありきたりでない、本当のやさしさがこもったその言葉に、逆に勇気づけられたようで、なんとも言えない気持ちになりました。
悲しみの数だけ、人にやさしくできるという、そんな言い方もありますが、人間の強さというか、優しさに触れることができました。
ささやかですが、募金とは違った形で東北の皆さんとの絆を感じることができ、うれしかったです。本当にありがとうございました。
今回、被災地の皆さんへ手持ちの電灯用としての利用を考えてお送りさせてもらったソーラーブリックはSBH80Rという丸型のものです。
ソーラーブリックのシリーズの中では一番小さいアイテムですが、LEDが5つ内臓されており、小さくてもキリッとした光を発してくれるのが特徴です。
類似品の丸型タイプは、LEDチップが4つだったり、あるいは1つしかないものもあります。
照明デザイナーの方の評価でも、ソーラーブリックの明るさは一番。
今日はそのSBH80Rの性能を垣間見て頂ける事例を2件ご紹介します。


長野緑地という場所にて、擬木の手摺の支柱に組み合わせた事例です。
遠くまで光が続いていることがわかります。



同じく、擬木の支柱との組み合わせ。
こちらは都井岬です。
こちらも遠くまで続く木柵の光が見て頂けると思います。
電気がなくとも、これだけ光がとれるのです。
もし、ここにソーラーブリックがなく、真っ暗だったら、かなり印象は違ってくるのではないかと思います。
どちらも景観資材・擬木No.1のナベシマさんにて採用頂いている事例です。
このような風光明媚な場所というのは、同時に電気をもってくることが大変な場所であったりします。
でも、ソーラーブリックなら全く心配いりません。
新設でなくとも、既存のモノに追加設置することも簡単です。
311以降、どこの街でも光が消えて、街はそれまでがウソのように暗く静かな夜になっています。
節電は重要ですし、本来のあるべき姿に戻ったとも言えるかもしれませんし、この時期煌々と電灯をつけているところは印象を悪くしている傾向もあると思います。
でも、やっぱり真っ暗な街は活気もなく、気分的に沈みがちになってしまうことも事実だと思います。
こうしたソーラーアイテムの力で、少しでも光と活気を増やせるといいですね。
ろうそく1本の光でも、心が落ち着くように、小さくとも、光の効果ってあると信じています。

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