素材の魅力を引き出すワザ

ようやく、本当にようやく、春らしくなってきました!
金曜日の夜から雪が積もったとは信じられないあたたかな陽気の日曜日、自宅からとても近いところに、今まで気がつかなかった手打ち蕎麦屋さんを発見し、安くて、そしてとても美味しいお蕎麦を楽しんできました。

それを教えてくれたのが、このチューリップ。
お蕎麦屋さんの裏の敷地に咲いていたのですが、通りがかりに思わず目を奪われ、それがきっかけでお蕎麦屋さんを発見!
なんともうれしい日曜日でした。
チューリップつながりで言うと、
以前にもご紹介しましたが、シアトルの北にスカジットバレーという町があり、そこの『チューリップフェスティバル』は規模もとても大きく、最高にきれいです!
シアトル、バンクーバー近郊の方なら車で行ける距離ですし、バスツアーもあるはずです。
4月末まですけど、行けるかも!という方はぜひチェックしてみてください。
オススメです。

ちょっと古い写真ですが、スケールの大きさが想像してもらえると思います。ちなみに、これ、ほんの一部です。
花というのは、その素材を楽しむモノだと思いますが、それをどうやって魅力的に楽しむかの方法のひとつが、“華道”だったり、“ガーデンニング”だったりするような気がしています。
建築資材においても、同じようなモノがあります。
ロートアイアン、ロートアルミと言われるアイテムです。
マテリアルワールドでは、『シエナスタイル』としてご紹介していますが、一見なんのヘンテツもない金属を、熱して、曲げて、叩いて、形にしていくその術は、デザインがシンプルであればあるほどに差がつくものだと思っています。
たった1本のフラットバー。
ここにどれだけのきめ細かいエネルギーをつぎ込むのか、設計者やデザイナーのイメージを具現化するために、マテリアルワールドが製造側とタッグを組んでとことん突き詰める一番の重要な工程でもあります。
デザイナーは各種のアイテムに対して、その道のプロほど詳しくない。
ロートアイアンを例にとれば、製造のノウハウなど知っているデザイナーはほとんどいません。
一方で、
製造側の職人さんは、その道では腕は良くとも、建築全体に目が届くわけではない。ましてや、営業はほとんどできない。
設計士・デザイナーと、製造側の直接のタッグでは、双方ともに相手側のことを相当に熟知していないと、うまくことが進まないものです。ましてやそれが海外とのやりとりだったりすれば尚更です。
そんなお互いの困りごとを有機的に結び付ける役割こそがマテリアルワールドのポジションであり、社会に役立てる僕に与えられた役割だと思っています。
国を選ばず、製品を選ばず、限界を設定せず、常にデザイナーの想い描いたイメージを形にすべく、ベストな製造先と製造法のチョイスに至るまでをコーディネイトする、それがマテリアルワールドの仕事の一部です。
さて、
前置きが長くなりましたが、マテリアルワールドのシエナスタイルから、デザイナーさん、そしてクライアントさんから非常に喜んで頂けた事例をご紹介します。


とてもシンプルな階段手摺です。
設計はTANABE ATELIERさん。
有名建築家の元で数々のプロジェクトを手掛けられた若き才能あふれる方です。
シンプルだからこそ、クオリティーに差がつく。
受け座のサイズ、向き、表面のタタキ、塗装仕上げetc.
何度も検討を繰り返しました。
階段の折れ曲がる角にピンポイントで納めたい、そんな設計者の発想の原点を実現するために製作された一品です。
設計者と製造者とマテリアルワールドの3者の協働がとてもうまく行った事例の一つだと思います。
素材は同じでも、出来上がるモノはどこも同じではありません。
そんなことが、この写真から伝わればうれしいです。
マテリアルワールドは若きデザイナーを応援しています。
やりたいことがあるのに、どうしていいかわからない、出来ない。
欲しいモノ(建築資材)が見つからない。
考えたアイテムを製造できるところが見つからない。
そんな困りごとがあれば、ぜひマテリアルワールドまで!
お問い合わせはこちらから。info@materialworld.jp
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Always Happy First 2010
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2010年もたくさんの笑顔に会えるように、
ユニークでオンリーワンなマテリアルを通じて、
みなさんにHAPPYを届けます・・・
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