魂と命の吹き込まれた作品 前編

2009年の夏を振り返るテーマで、今日はシエナスタイルのご紹介です。
マテリアルワールド初となる海外物件、しかも同時に2つのプロジェクト。
場所はグアムで、先月末に完成しました。
1件は、ヒルトンホテルにある『セントプロバスホーリーチャペル』
今回、メインゲート&フェンスの新設、新しい十字架の製作などを担当させて頂きました。



チャペル本体の設計から携わっているS&Bコンサルティングの澤村さんの斬新なデザインをベースに、我々のデザイナーのK氏が素晴らしい設計に書き起こし、ほぼイメージ通りの門扉が完成しました。
デザインのアクセントには、グアムに咲く花「エバーブルーム」がモチーフとして使われています。
もう1件は『ブルーアステール』



海沿いに続く長いフェンスと門扉2か所のリニューアルを担当させて頂きました。
素材はどちらもアルミをメインとして、柱や丁番などは部分的に強度のいる部位にステンレスを採用しています。
グアムの気象条件はとても厳しく、門扉やフェンスという部材にとってはとても過酷です。従来の「鉄」で出来た製品ではすぐに錆びてしまい、ボロボロになってしまいます。
特に、写真でも分かるように、ブルーアステールなどは海沿いということもあり、高波が直接かかることもあるという場所です。
そのような環境下にあって、いわゆるロートアイアンの芸術性を維持しながら、耐久性のあるものということで、「ロートアルミ」が採用されました。鍛造(鍛冶屋さんのように熱して曲げたり叩いたりする加工)のアルミというのは、国内でもまだまだ製作できるところは多くありません。
もちろん、アルミも錆びないということではありませんが、鉄に比べれば耐久性は向上します。
また、重量も鉄に比べて、約1/3と、とても軽量です。
例えばこんな感じです。

指で持っているのがわかりますか?なにげにスゴイですよね。
これだけ高い品質のロートアルミという新分野の製品を提供できるのも、マテリアルワールドならではです。
さて、
そのグアムに今週末から短期出張が決まりました!
と、こう言うと、
「グアムに出張?!」という疑問の声が聞こえてきそうですが…。(苦笑)
わざわざ現地に見に行かなくても、写真もあるし、電話やメールで打合せも出来ます。
HISさんのおかげで安く行けるから(ちなみに費用は福岡行くのと同じくらいです!)ということもありますが、実はどうしても行きたい理由があるのです。
その理由は次回に…。
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Smile & Thanks 2009
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わたしたちマテリアルワールドは、
20年後も色褪せない世界中のユニークでオンリーワンな
一流建築資材を提供する会社です。
2015年までに20カ国、100アイテムの取扱いを
目指しています。
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