Siena Styleカタログ完成間近

「モノクロームな芸術品」…
そんな表現がぴったりのアイテムがマテリアルワールドのロートアイアン、シエナスタイル。そのカタログがもうすぐ完成します。
ロートアイアンは国内にも沢山製造、あるいは販売しているところがあります。商品としては特にめずらしいものではありません。マテリアルワールドのシエナスタイルはどこが違うのか?
たぶん、それは「全て」かもしれません。(笑)
似ているようでいて、全然違うシエナスタイル。どこが違うのか、今日はちょっとその辺を再度ご紹介させて下さい。
【シエナスタイルの自慢出来るところ!】
その1:リーズナブル&フェアなプライス
ロートアイアン=鍛鉄(たんてつ)は、その作業からしてとても手間のかかるものであり、どうしても製作費は高くなってしまう傾向があります。型を作って溶かした鉄を流し込み製作する鋳物(いもの)とは異なり、職人の手作業工程がそのほとんどで、大量生産には向かないからです。     
その問題解決にチャレンジしているのがシエナスタイルです。ズバリ価格破壊と言っても過言ではありません。海外生産によりぐっと製造コストを抑えています。それも不当に下げている訳ではありません。きちんとしたプロセスに基づき「あるべき姿」を常に模索しています。
きっと同業者の方にはあまり喜ばれませんが、ロートアイアンを採用したくても価格で断念してきた設計士、デザイナー、オーナーの皆さんに少しでもシエナスタイルの存在を知ってもらえたらうれしいです。価格でがっかりさせることはありません。
その2:オリジナリティー&フレキシビリティー溢れる設計
マテリアルワールドでは定番デザインを持っていません。全てデザインの製作からご相談にのります。日本国内にアイアンのデザイナーをパートナーに持っていますので、製品の企画からデティールに至るまでご要望に応じて図面化します。もちろん、専門的な部分は全てこちらにお任せ下さい。他には無い繊細でやわらかなラインの表現も得意としており、シンプルデザイン、カチッとした正統派のデザイン、重厚感のあるデザインなどなど全てが自由です。長く使って頂けるように、飽きのこないデザイン提案を心がけています。シエナスタイルでは、そのどれもが世界に一つしかないアイテムなのです。通常、各社デザインのテイストが偏るので、これって結構すごいことなんですよ。
その3:プロの目が光る品質管理
本来、品質管理は行き届いていることが当然ですが、海外に委託製造しているような場合は非常に危ういと言って間違いありません。アイアンの品質イメージが比較的いいとされているイタリアやドイツですら大きな違いはありません。イタリア製だから安心とは限らないのです。
マテリアルワールドでは海外製造によりリーズナブルプライスを実現化しつつ、この品質管理の部分は、国内業者と比較しても勝るとも劣らない体制を有しており、最も自慢できる部分でもあります。
ロートアイアンに精通した優秀な日本人技術チームが鋼材の調達段階から各部の溶接方法、塗装処理に至るまで厳しくチェックしています。その一例ですが、使用する鋼材はミルシートなどの報告書面に頼らず「現物主義」で確認をしており、その具体的な試験方法についても独自に確立しています。
国内ではミルシートの提示があれば、「その情報は正しい」というベースで判断しますが、海外ではミルシートの情報すら疑ってかかるべきなのです。
アイアンのことを少しでも知っている方なら、そう言われて「ドキッ」とされている方もいるかもしれません。
また、ロートアイアン製品は重量が重く、バランス、取付方法、維持管理、使われる部位などにより入念な検討が必要です。
ですから、マテリアルワールドでは安易に何でも製作するということもありません。設計的、品質的、構造的に自信を持って提供出来ないアイテムなどは、仕様変更の提案や製造をお断りすることもあります。
他にも沢山自慢したい点があるのですが、この3点だけでもみなさんに伝わるとうれしいです。日夜、僕も現地技術スタッフと意見交換をしながら更なるいい商品づくりを目指しているところです。
マテリアルワールドのシエナスタイル、ぜひ注目して下さい!

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