鋭く切立つ赤い岩肌のセドナの山々。母なる大地にやさしく抱かれるように、心癒されるエネルギーが満ちた聖なる場所。
そんなセドナの世界観にイメージを重ね合わせたセドナクリフは、チークの古材を削り出したもの。
その表情は、まるで長い年月をかけて隆起し、浸食された岩肌のごとく荒々しくもあり、優しくもあるインスピレーションに満ちている。
古材に宿る長い年月の記憶を蘇らせるように、1枚1枚丁寧に、職人のハンドスクレイプ加工により、心を込めて彫刻しています。
75㎜角という使いやすいサイズの木タイルは、チーク古材の芯材側の部分を使っています。古材と言っても、内側はそのまま機械切りしただけでは本来の魅力が伝わりきりません。こうして、1枚1枚をノミでハンドスクレイプすることで、荒々しい岩肌のような表情が生まれ、古材に宿る長年の記憶や記録が解き放たれるごとく、温かく、静かで、力強いエネルギーを感じることが出来ます。
コンパクトで規則正しい配置も、市松模様にすることで、光の陰影も生まれ、よりダイナミックにスピリチュアルな印象になっています。贅沢な古材の無垢材だから生まれる表情は、これから更に時を重ねる毎に、深い味わいのあるより魅力的な古材へと経年美化していきます。